相互依存概論

はい、徳羊舎の濵田です

 

現在、「FacebookAmazonの欲しいものリストを公開したらどうなるのか」という実験が進行中です

 

プレゼントは今のところ一件

といってもある友に「俺に投資しろ」と言ったら、欲しいものリストを見て送ってくれたという

半分チョンボなような気もしますが、まあいいか

 

これらからまた何件か入る見込みですよ

 

みんなのセンスが問われてるな~

濵田に投資するなら今がチャンスだということ

(そのうち投資を必要としなくなりますので)

金のにおいへの敏感さ(儲けることではなく将来的に大きく金を動かせるかどうか)、新しいことへの感度

最近、ちょっと話すと相手がその辺の感度をどのくらい持ってるのか分かる気がします

 

さて、今日もコヴィーさんの『7つの習慣』を学んでいきましょうか

相互依存のパラダイム p.329~370

出ちゃった横文字

パラダイム」・・・

 

でもね、パラダイムくらいは覚えておきましょうよ

商いでも使う言葉だからね

 

まあ、「ものの見方の枠組み、地図」みたいな感じかな

「考え方」より根っこの方にある言葉ですな

 

例えば機能不全家族の多くは、「支配⇔被支配」の関係で成り立っています

「テイクアンドテイク」とも言える

支配する側は搾取する権力を、支配される方は自分がいないとこの家庭はダメになるという「承認欲求」を報酬として受けます

 

カルト宗教の教祖と信者の関係も一緒

教祖は自分を崇拝することを要求し、信者は崇拝することで教祖に取り立てられいい役職を与えられたりします

 

どちらも、「支配・被支配のパラダイムの典型」です

 

こういうパラダイムを持った人が社会の中でどんな「人間関係」を作るかというと、「支配⇔被支配」の関係しか知らないので大変です

相手の方が力や名声を持っていれば媚びへつらい、自分より弱いとみれば速攻でマウントをとって支配しにかかります

 

パラダイムは人間の根っこにあるので、そう簡単に変えられないんですよ

一生を「支配⇔被支配のパラダイム」で終える人の方が多いのかもしれません

 

この「頑固な」パラダイムがぶっ壊されて、新しい世界が天啓のごとく開かれる経験を、

パラダイムシフト

と言います

 

天文学者コペルニクスなんか、当時の人々が「太陽も惑星も地球を中心に回っている」という「天動説」というパラダイムにまったく逆のパラダイムをぶつけましたよね

太陽の周りを地球も惑星も公転している

いわゆる「地動説」ですよね

 

でも当時の人々はいくら科学的な根拠を示されても受け入れられなかった

それほど、パラダイムというのは頑固なんです

相互依存

この本は

依存→自立→相互依存

という風に進んでいきます

より人間としての成熟した姿に近づくために

 

またこの図を引用しときましょう

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(『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー著、キングベアー出版、2020年、327頁)

 

「依存」という言葉が気になるので、英語の原文を確認しときます

依存は"Dependence"(ディペンデンス)

自立は"Independence"(インディペンデンス)

相互依存は"interdependence"(インターディペンデンス)

 

ディペンデンスは「依存、被支配」

インディペンデンスについては「インディペンデンスデイ」って映画があったでしょ

あれ「独立記念日」って意味ね

つまり、「自立、独立」という意味

 

インターディペンデンスは「相互依存」というより、この本では「互いに頼り合う」という意味合い

相互扶助」と言ってもいいかもしれない

けど、それはあくまで「個々が自立」しているのが大前提

イカー(他者に依存するだけ・もらうだけのやつ)はそこに居場所を持てない

居場所を持つのは「ギバー」(見返りなしに手渡し続け人からギブを受け取る人、アンパンマン

 

大丈夫、横文字??

ついてきてよ、このくらいググればすぐ分かるんだから

道筋

ほんで「依存→自立→相互扶助」という流れで、後半は「自立から相互扶助に至る道」が示されると

そこで第4・5・6の習慣が登場する

 

4.Win-Winを考える

5.まず理解に徹し、そして理解される

6.シナジーを創り出す

 

そこで「相互扶助」という新しいパラダイムへの道が見えてくると

 

ちなみに、「パラダイムシフト」が個人の中に起こるときって、宗教的な回心の体験ほど強烈らしいよ

 

ほんじゃまた!!