労力を投資することの不思議

「はい出た、ポジショントーク~!!」

とすぐ言ってばかりいる人にもやっぱりポジションあるよなとか思っています

 

徳羊舎の濵田です

 

さて、『トリガー』(楠本和矢著)で行動経済学を学んでいきますか

トリガー 人を動かす行動経済学26の切り口

共感醸成ストーリー p.114~117

物を買ったり、サービスを受けたりするなら、できれば「友人」から買いたいものです

友人に対しては「共感」を持っているので

共感が持てなければそもそも友になっていないでしょう

 

ただ、最低限「普通以上」の仕事の質がないとさすがに無理です

自戒を込めて、友人や知人にお金を出してもらう時には、最低でも

普通以上、一流未満」の何かを提供しないといけないですね

 

友人についてはその「人生のストーリー」を詳しく知っており、それに心を動かされています

それが僕にとっての「価値」になるので、作品・商品も「市場価格」にその価値をプラスした値打ちのものとなります

背景にある行動経済学理論

ライミング効果

先に与えられた情報や印象が、無意識に後の行動や判断に対して影響をもたらしてしまう傾向のこと。

(前掲書p.116) 

 「先に与えられた」情報や印象というのがポイントになりそうですね

 

つまり、「売る前に」に「ストーリー」が伝わっている必要があると

 

さらに、その「ストーリー」の「使い勝手がいい」と最高ですよね

つまり、買った人が話したくなるようなストーリーがあって、買い手が口コミを広げてくれる

(あとはSNSでついついシェアしたくなるとか)

とはいえ、自分語りのし過ぎはいかがなものか…

あまりしたくないですね

自然な流れで語るのはいいですけど

ここも気を付けたいところです

(散々してますけどね…自分語り)

(年間150~200本のブログを書くのに自分語りがないとかも面白そう)

質とストーリーのバランス

これからの時代のことなんて知らないですけど、商品・作品に付加価値として「ストーリー」をつける傾向はますます強くなっていく気がします

ネットやスマホを通して、無数の選択肢があるので、選択するのが面倒になっています

情報過多ですね

すると、「ストーリー」にお金を払う傾向が強まると

選ぶの面倒なんで

 

でも、「ストーリー過剰」も嫌ですね

いかに共感を誘うストーリーがあっても、肝心の商品・作品の質がなければどうしようもない

質に見合ったストーリー、ストーリーに見合った質

 

ストーリー偏重になるのではなくて、やはりここでも「バランス」なのかなあと

僕は買うときも売るときもストーリー偏重になりがちなので、気を付けていきたいところです

 

まずは「

 

良い物作ってりゃ売れるほど世の中甘くないけど、ストーリーだけで売るのもなんかずるい感じがして嫌です

結局のところ

今、僕はちまちまYoutube用動画の編集をしています

 

本気で編集をした経験はなかったので、伸びしろは満載です

しかし…今の技術だと、作れる動画は

一般人の普通」程度です

(当然プロの動画には遠く及びません)

 

となると、あとは「素材の勝負」になってきます

 

木工で言うと、

いかに良い木を仕入れるか

動画だと、編集前の素材としての良い動画を「撮影できるか」が大事になってきます

 

あと、素材をじっくり観察しての「全体構想

ここでは編集技術よりも「自分のセンス」をいかせますから

木工で言えば、

板に鉛筆で輪郭を書き込んでいく作業」に似ているかもしれません

 

今のところ素材の良さとの合わせ技で「一般人の普通よりちょっとだけ上」の動画を作るのが限界ですね

労力の投資

でもね、「コツコツとした投資」はやがて素敵な作品に繋がるということも確信しているんですよ

 

僕が仮に「週に5時間」動画編集に労力を投資したとします

一年で約250時間」です

安めに時給1,000円とすると、「一年で25万円相当」の投資をしたことになります

4年で100万円です

 

100万円投資したら、さすがにそこそこのことはできるようになりますよね

よほど下手をこくか、方向性を誤り続けなければ

 

労力と時間って「お金なし」で投資できるのに、金額に換算することもできるから、不思議で便利だなあと思います

何の話だっけ…

まあ、投資するお金は雀の涙くらいしかないので、僕の場合、「労力と時間」をこつこつとやりたいことに投資していきますということです

一日30分でもいいので

 

そしてとりあえずの中間目標は、

普通以上一流未満の作品」を安定して作れるようになることです

 

その取り組み自体が「ストーリー」になるから、あまり無理に「共感醸成」を狙う必要もないかなと

 

そういえば、ブログでストーリーについてはいつも書いてるか…

 

それではまた!!