クロフォードに憧れて

BECKの千葉風のパーマをかけたはずが、翌朝なぜか葉加瀬太郎風になってました

徳羊舎の濵田です

 

今回はボクシングのファンの獲得の仕方について考えてみよう

SSBLは面白いよ

半年くらい前からかな

ボクシングが好きなんですよ

 

もちろん、K-1もrisinもoneも見るんですが

やっぱりボクシングが一番面白い

 

ボクシングを楽しむ上で、下のYouTubeチャンネル

Sweet science Boxing Labが大きかったですね

www.youtube.com

この動画見たらボクシングの見方変わるかもよ

ボクシングは格闘技ではない??

僕は「格闘技寄りのスポーツ」と理解しています

 

まずボクシングの勝敗を分けるのには、厳格なルールがあります

クリーンヒットを当てた数

が根本的な基準になります

たくさん当てた方が「1ラウンドは10対9」とかいうポイントが付くのかな

 

ダウンしたラウンドは無条件に相手に2ポイント、10対8か

なんで、ダウンしたとしても次の2ラウンド取れば帳消しにできます

 

それを12ラウンド戦ってポイントを競うのがボクシングというスポーツ

KOはおまけみたいなもんです

僕なんか、なるべく12ラウンド観たいですもん

KOとかどうでもいい

RISIN、K-1等の傾向

派手なKOみんな好きですよね~

僕も嫌いではないです

 

んでよく聞く言葉、

勝っても魅せる試合をしないと意味がない

たしかに分かるんですよ

低迷している格闘技界を盛り上げたいからなんでしょうか

 

たしかに客は「派手なKO劇」を求めてますからね

 

何が言いたいのかと言うと、

完全に市場のニーズに媚びちゃってるよね

ということ

ボクシングはどうか

井上尚弥選手の功績もあって、ボクシングファンも増えてるでしょうね

でも、ボクシングの世界で本当に評価されるのは、「とにかく勝つこと」しかも「完封すること」です

あとは本当に強い選手と戦って結果を残すことですかね

 

だから、世界チャンピオンになっても評価されるわけではない

キャリアと戦績を見られます

本当に実力のある選手と戦ってきたのか

強いやつ避けて勝てる試合しかしてないなら、三階級制覇しても馬鹿にされます

 

ちなみにメイウェザーも「勝てる試合」しかしないとか言われてますけど、彼パッキャオに勝ってますからね

戦績はすごいですよ

美しい試合

格闘技だと派手なKOが好まれますよね

ボクシングではおかずみたいなもん

 

ボクシングで美しいとされるのは、

相手のパンチをもらわずに、自分のパンチは当てること

だからワンサイドの一方的な試合でもいいんです

判定決着でももちろんいい

 

大体、本当にトップクラスの選手同士似た条件で戦った場合、ほぼほぼ判定決着になるそうです

 

実力差があるときに評価されるのは、「相手を圧倒すること」

「スクール」と言いますが、学校みたいにボクシングをレクチャーしてやるような試合です

 

相手を圧倒していて、判定で絶対勝てるのに、リスクを負ってKO狙いに行くのは評価下げます

賢くないからです

そのリスクをとることで一発いいのもらってKOされようもんなら最悪ですね

キャリアに甚大なダメージです

そのキャリアプランに基づいた賢い試合の運び方も含めて、コアなボクシングファンは評価をします

ようやくビジネスモデルの話に

RISIN、特にK-1は市場のニーズに応えるやり方という印象です

 

一方、ボクシングはいろんな団体がありますが、

ニーズを作るやり方

がメインなように見えます

 

日本の格闘技は、新規のファンを増やすことがメイン、

世界のボクシングは、新規のファンも獲得しつつ、「コアなファンを増やすこと」に照準を絞っているように見えます

 

だってボクシングを深く知った方が面白いですし、KO決着なんてそのうち飽きるんで

 

日本の格闘技界も、市場のニーズに応えようとしてるだけだと、一過性のブームで終わるんじゃないかな

 

一方コアなファンとにわかファン同時に獲得していければ、ビジネスとしては息が長いですよね

コアなファンはそう簡単に飽きないので

ファイトマネー

基本的にトップレベルのボクサーの方が、格闘技の世界チャンピオンより稼いでますよね

 

そもそも、ボクシングは「12ラウンド」あるんで、なんなら

選手二人でイベントが成立してしまう

ということで、たくさんの選手にファイトマネー払わなくていいんですよね

 

なので、二人の選手に対するファイトマネーは大きくしやすいですよね

まあ、団体の規模とかも当然関係してきますが

 

それだけ大きい金が動かせるなら、当然ボクシングを志す人は多いし、優れた才能もいっぱい出てきますよね

 

ボクシング界は新しいファンの獲得と同時に、コアなファンの獲得という非常に地道なことを続けているようです

例えば、アメリカの試合での英語の解説を聴いてると、日本の解説者は全然及ばないくらい、ボクシングを深く理解してるんですよね

それで観戦してる人たちもボクシングのディープな世界にいざなわれると

加えて、選手たちもボクシングの奥の深さをとても頻繁に発信してるので、当然コアなファンは増えていきますよね

 

一過性のブームよりも、コアなファンを地道に増やす方が長期的には大きな利益につながる

 

ボクシングは本当に面白い

 

昨日はテレンス・クロフォードの試合観て、「美しいな~」とため息を漏らしていました

まあ、この試合、クロフォードは相手にTKOで勝ってるんですが(笑)

実力差がありすぎたんでしょうね

でもジャンボ選手も強かったけどな~

クロフォード完封でした…

ジャンボ一切見せ場なし

www.youtube.com

 

ほんじゃまた!!