突破口は手が届く範囲にしか存在しない
まいど、徳羊舎の濵田です
今日もコビーさんの『7つの習慣』から学んでいきましょう
第一の習慣 主体的である
関心の輪と影響の輪
主体的であるということが何なのかについては前回のブログで触れました
今日はもう少し掘り下げて考えてみましょう
先週は「主体性とは何なのか」という話でしたが、今回は、
「他者に対していかに主体的に関わるか」
という話です
下の図を見てください
例えば仮に、僕の家がゴミ屋敷まではいかないにしても、非常に散らかっているとします
そこで僕はこんな風に思うかもしれない
妻は本当に掃除ができない人間だな…
これは「関心の輪」の中に入ります
僕が、
「片付けろよ!!」
と怒鳴ったところで、事態は悪化することが目に見えています
「人間を変えることはできない」(大前提だけど意見は分かれるかもね)からです
でも、
「その人が置かれている環境には影響を与えることができる」
妻が置かれた環境(仮想)
- 日々ストレスが多い
- 常に疲れている
- 余力がない
- 今は体力もない
こんなん片づけできないの当たり前ですよね…
妻を責めるなんて見当違いもはなはだしい
そこで自分が「影響」を与えられることを考えてみましょう
- 子どもの送り迎えをする
- ちょっぴり食器を洗う
- 妻と二人で気楽に話せる時間を確保し、できれば笑わせる
- なるたけ片付けもする
- 子どもを遊びに連れて行って休んでもらう
このくらいならできるでしょう
そもそも僕が片付ければいい話なんですが、そんな余裕はないので現実的ではないですね
ともかく、「影響を与えられる範囲」にフォーカスすることをコビーさんは教えています
世の中のほとんどの人たちの話は、「関心の輪」に関するものです
「あいつはほんと仕事できないよなあ」
「マジうちの会社ブラック」
ただの愚痴ですよね
で、何もしない
影響できる範囲に手を付けないと何も変わりません
例えば、僕が「平和問題」に関心があるとしますよね
でも問題がでかいだけに、関心の輪も大きいんだけど、影響の輪が限りなく小さい
で何をするかと言うと、家族を大切にする、近所のガキどもが一人前になれるように見守る
小さいけど、確実に影響を与えられることを続けます
関心を広く持つのは大事だけど、愚痴ばっかになってしまったら結局、
「人のせいにしてるだけ」
受動的、奴隷的なんですよね
だから、「主体的に」自分の「影響の輪」を知り、それを実行すること
それを「習慣にしていくこと」が大事なんだとコビーさんは言うわけです
そして、「影響の輪」にアクセスし続けることで、輪は、
「広がって」いきます
僕が近所のガキどもについて、影響の輪を考えて、決断・実行していく中で信頼関係を築くことができたら、もっと話聞いてくれるようになりますよね
そうやって、影響の輪は大きくなっていく
まあ要するに、愚痴ばっか言ってねーで、手が届くものに手を伸ばせってことです
僕も愚痴言うことはありますけどね
でも関心の輪と影響の輪は区別して普段から整理してますよ
「主体性」を身に着けていくためには、関心の輪の中にあることと、影響の輪の中にあることを区別して、後者に手を付けていくこと、それを
「習慣にしていくこと」
クセと言えるぐらい、性格と言えるぐらい、無意識にやってるというレベルまで一生をかけてでも
難しいけど、取り組むことは簡単ですよね
挑戦するのは簡単なこと
そして何の損もない
またチャレンジすればいい
そんな話でした
次回は「主体的であることの『実践編』」ということで、具体的にどういう取り組みができるか、コビーさんが勧めていることを紹介する予定です
ほんじゃまたね!!