共に勝つべし

久しぶりにコヴィーさんの本を学んできましょうか

どうも、徳羊舎の濵田です

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(見事なスキンヘッドは髪をセットする時間を省くためらしい…)

七つの習慣の相互関係

以下の図を参照のこと

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7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー著、キングベアー出版、2020年、327頁

まずは、「依存」つまり、「自律していない状態」からスタート

そこで

  1. 主体的である
  2. 終わりを思う描くことから始める
  3. 最優先事項を優先する

が「習慣化」できれば十分「人間として自立」したと言えるし、将来あるいは現在の「私的成功」を手に入れたといってよいということになります

公的成功と相互依存

真の成功者になるためには、「私的成功だけでは全く不十分」であることは明らかです

公的成功」がないとお話にならない

 

つまり、「公的成功」とは「自分だけではなく共に勝つ」ことであり、「共に生き抜く」ということであると

 

何で公的成功が必須条件かというと、そもそも「真の成功」って、「何を成し遂げるか」以前に「どんな人間になるのか」でしたよね

 

自分だけ勝てばいいんだったら、スケールちっちゃいですよね

全然世界に関与してない(ほとんどという意味)

世界の変化を生み出す側に回ってない

小っちゃいよね

 

だから、「一緒に勝つ」、そして「公的な成功を成し遂げる」ことが当然必要になってくる

その時初めて僕らは「何者かに」なりはじめるのでしょう

 

僕は「教会の牧師」という職業に就いています

天職だと思っています

僕がもし自分の牧師としてのキャリアや、家族の成功、教会の成功だけを考えてたらどうでしょう?

つまんないですよね

自分から見ても他から見ても

 

でもね、僕は「身近で手の届く人々」を何よりも大切にします

政治的な意見をSNSで発信する一万倍くらいね(そもそもそんなことする気もないし)

小さなことに手を付けることからしか公的成功への道へは拓かれない

そして、それは「共に勝ち、生き抜く」という行為でなければならない

 

教会の信者さんが行方不明になったら、僕はすべての仕事をキャンセルして、即捜索に出かけます

やぶだろうが川の中だろうがどこにでも突っ込みます

それで一人の人間が無事に帰ってくる姿を見れたら、僕らは泣いて喜びます

共に生き抜くんです

 

公的成功も実は小さなことから始まる

悩んでいる友がいたらひたすら話を聞かせていただく

仕事に困っていたら方々に頭を下げる

(ただし当人が申し訳なく思わない程度に、迷惑かけた人には心から謝る)

何でもあるでしょ

 

この小さなことを始めるには、

  1. 主体的であること
  2. 終わりを思い描くことから始める
  3. 最優先事項を優先する

という「習慣」が大きな力になります

 

社会貢献」って言葉あんまり好きじゃないんだけど、これって「恩返しの一種」ですよね

公的成功の一部でもある

恩人から受けた恩を返しきれない(死んじゃってるとか)場合、他の誰かにその分お渡しするしかないですよね

 

人は「生まれながらにして何者かである」と僕は思っています

同姓同名でも、その人の存在と結びついた名前はこの世界に一つだけのもの

でも、世間は基本的に愚かでセンスがないので、そのことに気付く人はごく少数

人を実績やブランドでしか見ることができない、ポテンシャルで見ることができない

 

僕は東京にいた時代に芸大生やプロ、セミプロの演奏(主にクラシック)の演奏をそこそこ聞いてきました

ほとんどの人は技術的なミスはほとんど犯さないんです

でもね、「何も伝わってこない」

ようするに「本当の意味での下手くそ」なんです

 

うちに来てるギター小僧の一人は、まだまだ下手くそですが、たまに僕の琴線に触れる演奏をすることがあります

でも、世間の95パーセント以上の人は、「下手」という時点でシャットアウトしてしまう

ポテンシャルと将来性という観点で人を見られないから、投資するべきところに投資できず、貧乏なままか、金を持った貧乏人のままです

つまり、センスがないんです、絶望的に

センスがないからブランド、実績、現在の実力、資本でしか判断できない

だから、もうブランディングとかって、ある面(他の面もあるが)センスのない人々に対する憐みですよね

 

僕はこう言うやつら(実績なし、実力もなし、ポテンシャルは無限)と一緒に勝ちたいんです

漠然としてるけど、これが僕の「公的成功計画」の一部かな

 

次回は何事も起こらなければ『7つの習慣』の続きをやります

 

ほんじゃまた!!