勝負と時

徳羊舎の濵田です

 

今、『孫子の兵法』を読んでいます

まあ、戦術というか戦争全般の話です

といっても、濵田は戦争などする気はありませんが

 

孫子』を書いたのは「孫武」という人のようですね

孫子孫武の敬称

天という要素

「天」ということが勝負には決定的に重要だと孫子は書いています

「天」は「時」を表します

タイミングのことです

 

いくら戦力が充実していても、「時」を見誤ると負けると

勝負でない仕事と勝負ならざるを得ない仕事

ビジネスや商売をしている人には当たり前のことだと思います

しかし、濵田はよく分かっていませんでした

牧師というビジネスとは程遠い仕事やっておりませんから

 

「勝負ではない仕事」については、「やればやるだけ成果が返ってくる」という感じ

でもタイミングによって「勝負にならざるを得ない仕事」が出てきますよね

最低でも引き分け以上が絶対条件の

 

例えば、人を巻き込んで、負けた場合その人の生活を脅かすことになってしまうような

 

ビジネスをやっていれば、そんな仕事は折々にやってくるんでしょう

盤石の守り

孫子が説くところは、「絶対に負けない守り」を構築するということです

それができないならば勝負は「するな」と

失敗と言ってもいいんでしょうが、失敗する要素をことごとくつぶす

やってはいけないことをやらず、やれば安全性が増すことを徹底的にやってからことに臨む

教会という組織

教会は基本的に寄付(献金)で成り立ってるんで、勝負事(リスクがありそうなこと)を極力さけるものです

だから原則的に借金もしない

(というかほぼできない)

 

失敗しても損害が少ないことしかやらないですね

 

全くできないわけではないんです

ただ毎年のように黒字が出ないと、一つの事業に予算を投入できない建付けになってるんですね

しかも借金ができない

 

この問題は解決できます

寄付のシステムを変えることで

(そのうち詳しく書きますね)

一つだけ言えば事業そのものに寄付してもらうという手があります

ともあれ

勝負をしない環境で仕事をしてきたために、僕はずいぶん勝負勘が弱いなと

勝つか負けるかの勘ではなくて、

「これは勝負案件なのか否か」ですね

 

勘というか、商いをしてる人から見れば、一目瞭然なんでしょうけど

 

今週ようやくそのことを理解し始めています

ビジネスやってる人間と付き合ってくには、その辺分かってないと話にもならんな~とちょっと恥じ入った今週の始まりでした

 

それではまた!!