みんなの遠回りは俺の近道

徳羊舎の濵田です

 

今日も『孫子の兵法』から

迂直の計

勝利の条件をつくり出すことの難しさは、「わざと遠回りをして敵を安心させ、敵よりも早く目的地に達し」「不利を有利に変える」ところにある。

(『孫子の兵法』、守屋洋訳・解説、三笠書房、2020年、125頁)

「迂」とは迂回の迂で、曲線のこと

「直」は直線ですね

 

「迂直の計」とは「迂をもって直となす」ということ

曲線を直線にする、どういうことか?

 

迂回というのは「相手から見れば」そう見えるだけで、「全体としての勝利」から見れば直線ということです

 

相手はこちらが迂回し、時間をつぶしているように見えるので警戒を緩め油断する

結果相手の進軍が遅くなることもあるでしょう

人に投資する

濵田のお金と時間は半分程度「人への投資」に使っています

仕事でもプライベートでも

 

何を投資するかというと主に「僕の時間」ですね

話を聴くことに使うことが多いです

後一緒に遊ぶとか、適当に時間を過ごすとか

 

まあ、少ないですけどお金も少々

一緒に遊びに行ったり、釣りに行ったり、登山したり、飯おごったり

回収できなくてもいい

例えばうちに遊びに来る高校生とかが「恩返ししてくれなくてもいい」んですよね

そんなこと考えてもいないし

 

だけど、彼らの成長を見てるだけで、十分回収できてるなと実感します

 

「自己投資」(勉強とか運動とかサウナとか)ってのは、「ほぼ確実に回収できる」んですよね

これも周囲から見れば「迂回」に見えるかもですよね

でも後々差が開いてくることになるかもしれません

 

一方、小僧どもに使う時間とお金なんて、外から見たら全く回収できそうにもないだろうから、ただの馬鹿ですよね

でもだからこそ夢があると思います

万馬券みたいな

 

馬がこけても馬刺しにしてしまうようなことはもちろんありません

全力でやり切ったことを讃えるでしょう

 

友から、たぶん愛を込めてだと思いますが、

「真喜人(濵田の下の名前)のやること金になんねーことばっか」

と言われたことがあります

 

然り、ただ働きいっぱいしてます

しかしそれは投資なのです

 

これは月日が証明してくれることでしょうが、僕のやってることが

「迂直の計」であったのか否か

五年、十年後になるかもしれませんが、よかったら立会人になってやってください

 

まあ基本回り道ばっかしてますね

 

それじゃあまた!!