命の価値を証明しろ

こんばんは、徳羊舎の濵田です

 

今日は前回(↓)の続き

tokuyosha.hatenablog.com

ダークサイドに落ちかけている近所の小僧がいるわけですが、今日電話ができて少し進展がありました

 

何とか最悪の事態は回避できたと思います(たぶん、明日あいつが約束通りうちに来れば)

それが回避できたなら、次なる危機が待っていますから、それに対して打てる手を全部打っていきます

 

昨日のブログでは彼が温泉と健康的な昼食を取るための支援をお願いするかもと書きました

今日彼と話して、支援をお願いするとしても、当面は彼の昼食と給料(給料については後程・・・)に援助をお願いすることになりそうです

 

あいつは通信制の高校に通っているので、平日の昼は家にいて自分で飯を用意します

といっても、完璧主義なくせに異常に不器用なので、

卵しか入ってないチャーハン

くらいしか作れません

 

たまにコンビニなんかで買っていますが、

自分のお年玉

を切り崩して食べている状況です

 

僕のうちにいるときは、当然のように飯を食っていきます

うちの家計も全然余裕がないので、やはりレトルトやジャンクフードになってしまいます

 

妻に栄養価の高い食事を用意するようにお願いすることもできなくはありませんが、現実的ではないです

ほぼ毎日、しかも一日中、思春期の男子がリビングの隣の部屋にいるだけでも相当なストレスだと思います(クソうるせーし…)

さらにそいつのために毎日手間暇かけて昼食なんて作ってたら倒れちゃいますね

 

なんで、弁当買うのが現実的かと

まあ一日600円くらいですかね

やつが週五日うちに来るとして、月12,000円あればいいかな

 

支援のお願いはまだ誰にもしていません

やつが「感謝の心を表す方法」を確定できてないからです

例えば手紙とか、お礼の動画とか、メールとか、他にもあるかもしれませんが

お礼はきっちりさせようと思っています

 

例えばですが(数字もアバウトですが)、3,000円の支援をいただいたとします

その場合には3,500円くらいの価値がある(例えば)手紙を書いて欲しいと思っています

価値を生み出す」経験をしてほしいんです

そして自分を支援してくれる人に喜んでもらえる幸せを感じて欲しい

 

たぶん、僕以外のだれもあいつが将来ちゃんと働いて生きていけるとは信じていませんし、あいつもまったく自信を持ってません

価値を生み出す経験ができれば、仕事をやっていける自信もついてくると思うんです

 

彼が3,500円の価値を生み出したのなら、500~1000円くらいは支援金の中から渡してもいいのではないかと

 

あいつ、本当はバイトがしたいんです

でも事情があってできません

バイトがしたい理由についてこう言ってたことがあります

俺は自分が生きてることを証明したいんすよ

 金が欲しいわけじゃないんです

自分が世の中の役に立つことを証明したいんです

自己有用感」というやつでしょうか

それをやつはほとんど何も持っていません

 

本当はあいつがいてくれること自体に価値があるんですが、そのへんは「自己有用感」が満たされてから次にステップに進めばいいと思います

 

だから、あいつが3,500円分の価値を生み出してくれたのなら、きちんと評価してお金を渡したい(1,000円とか500円とか)

あいつは自分が価値を生み出して、誰かに喜んでもらい、お金も稼ぐことができる人間だと知ることができるでしょう

 

加えて、僕と一緒にいない時の昼食のために、お年玉を切り崩すことも必要なくなります

 

クライドファンディング(ネット上で支援を募る仕組み、返礼品アリが多い)だと返礼の手紙(仮)の連発でやつは間違いなくパンクしてしまいます

ということで、とりあえず誰か一人に支援をお願いして、頑張って最高の手紙(仮)を書いて、力尽きて、回復したらまた別の方に支援をお願いして感謝の手紙を書いてという形がいいのかなと思っています

がっつり勉強して遊びながらね

 

ともかく、あいつ自身がダークサイドの道を選ぶという最悪の事態は避けることができました

あとは明日、あいつがその意思を行動に表して、僕のところに来れるかです

そこからはしばらく、順調にやっていけるでしょう

上にも書きましたが、その後また危機がやってくることをあらかじめ予告しておきます

 

まあほんと、とことんダメな甘ったれたクソガキなんですけど、困ったことにかわいいやつでもあるんですよね・・・

 

ほんじゃまた!!